RとR-Studioのインストール手順。Windows環境で説明

今回は、プログラミング言語RとそのIDEであるR-Studioのインストール方法を説明します。

Rは、統計解析を行うためのオープンソース型のプログラミング言語で、データ分析の分野では広く使われている言語です。また、R-StudioはRのコーディングの他、グラフを描画したり画像として出力することもできる非常に便利な統合開発環境です。

Rの統合開発環境R-Studio

この記事では、R言語とR-StudioをWindowsパソコンにインストールする方法を説明します。

目次

Rのインストール(Windows環境)

この章では、プログラミング言語Rのダウンロードからインストールするまでの手順を説明します。

Rには、CRAN(Comprehensive R Archive Network)と呼ばれるネットワークが存在しており、世界規模の様々なミラーサイトでR本体やパッケージが提供されています。

Rのインストールも、基本的にCRANを利用してインストールします。

Rのダウンロード

CRANのひとつにアクセスする
(https://cran.ism.ac.jp/)
提供サイトについて

CRANは、様々なミラーサイトで構成されたネットワークのため、Rのインストールが可能なサイトはひとつではありませんが、当記事では便宜上、上記①のサイトを利用します。

Download R for Windowsをクリック
install R for the first time.をクリック
Download R-X.X.X for Windowsをクリック
※R-x.x.xはバージョン
⑤ダウンロードが完了した

以上、CRANからRをダウンロードする手順です。引き続き、次の節でインストールする手順を紹介します。

Rのインストール

前節の[Rのダウンロード]の手順の続きです。

①Rをダウンロードしたフォルダを開き、インストーラーをダブルクリック
※ダウンロード先は、各々の環境によって異なる
はいをクリック
言語を指定して、OKをクリック
④ライセンス条項を確認し、次へをクリック
⑤インストール先を設定し、次へをクリック
※特に理由がなけれればデフォルトのままでよい
次へをクリック
※利用者向けインストールの他、カスタムインストールが選択可
⑦デフォルトのいいえのまま、次へをクリック
次へをクリック
次へをクリック
⑩インストールが実行される
⑪インストールが完了した
R-Studio

以上、Windows環境へRをインストールする手順です。Rは、IDEである「R-Studio」を使うことにより本来の利便さを発揮します。次章に進み、R-Studioのインストールも実施しましょう。

この時点のRのコンソール画面

R-Studioのインストール(Windows環境)

前章のRのインストールに引き続き、R-Studioのインストール手順です。

R-Studioのダウンロード

R-Studioのインストールサイトにアクセスし、下にスクロール
(https://posit.co/download/rstudio-desktop/)
RSTUDIO-xxxx.xx.x-xxx.EXEをクリック
※R-Studioのバージョン名のため、都度、綴りは異なる
③ダウンロードが完了した

以上、R-Studioをダウンロードする手順です。引き続き、次の節でインストールする手順を紹介します。

R-Studioのインストール

①R-Studioをダウンロードしたフォルダを開き、インストーラーをダブルクリック
※ダウンロード先は、各々の環境によって異なる
はいをクリック
次へをクリック
④インストール先を指定し、次へをクリック
※特に理由がなければデフォルトのままでよい
インストールをクリック
⑥インストールが開始される
⑦インストールが完了した
R-Studio

以上、R-Studioのインストール手順です。インストールが完了すると、Rのコンソールの雰囲気とは異なる[R-Studio]でコーディングすることができるようになります。

R-Studio

あとがき

今回は、統計解析向けのプログラミング言語Rと、その統合開発環境であるR-Studioのインストール手順について記事にしました。

データ分析の分野では、RDBMSやBIツールなど、ここ数年間、世間の関心は高まっており、また今後数年間、確実に成長する分野でもあります。

ただし、RやR-Studioについては、プログラミング言語という特性からか、意外に注目度が低いのが事実です。(たとえば、プログラミング言語のPythonと比較しても)

インターネット上にも、RやR-Studio関連の情報は多いとはいえませんので、当サイトでは引き続き情報発信を続けていく予定です。

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