SQL│データベースを作成する(CREATE DATABASE)

今回は、RDBMSでデータベースを作成するSQL文について説明します。

データベースの運用で、まず初めに行う操作であり、多数作成されるであろう[テーブル]の格納先になるのがデータベースです。SQLの初歩の構文でもありますので、ご自身でも実行して覚えておきましょう。

この記事では、RDBMSでデータベースを作成するためのSQL文を、実際の画像も使って説明します。

目次

SQL_データベースを作成するCREATE DATABASE文

RDBMS上にデータベースを作成するときには、[CREATE DATABASE]というSQL文を実行します。

ここでは、[analytics]という名前のデータベースを作成します。

CREATE DATABASE analytics;

上記のSQL文を実行することで、RDBMS上にデータベースが作成されます。この記事では、[analytics]という名前のデータベースを作成しました。

CREATE DATABASE文実行前
CRATE DATABASE文実行後

なお、SQLではデータベースやテーブル名などは小文字で作成するのが基本です。

CREATE DATABASEの実例

前章で、データベースを作成するSQL文を紹介しましたが、この章では、実際のRDBMS、[MySQL]や[PostgreSQL]でCREATE DATABASE文を実行した場合の画像を掲載します。

MySQLのCREATE DATABASE

MySQLでCREATE DATABASEを実行

PostgreSQLのCREATE DATABASE

PostgreSQLでCREATE DATABASEを実行

あとがき

今回は、RDBMS上にデータベースを作成するSQL文[CREATE DATABASE]について記事にしました。

データベースを作成したあとは、いよいよ各種テーブルを作成して、データベースの構築・管理が始まります。今回、紹介したように、データベースの作成は特に難しいことはないのですが、テーブルにはデータ型やスキーマ、主キーの設定など、本格的なデータベースの概念が必要になってきます。

次回以降の記事で説明します。

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