今回は、RDBMSでデータベースを作成するSQL文について説明します。
データベースの運用で、まず初めに行う操作であり、多数作成されるであろう[テーブル]の格納先になるのがデータベースです。SQLの初歩の構文でもありますので、ご自身でも実行して覚えておきましょう。
この記事では、RDBMSでデータベースを作成するためのSQL文を、実際の画像も使って説明します。
RDBMS上にデータベースを作成するときには、[CREATE DATABASE]というSQL文を実行します。
ここでは、[analytics]という名前のデータベースを作成します。
CREATE DATABASE analytics;
上記のSQL文を実行することで、RDBMS上にデータベースが作成されます。この記事では、[analytics]という名前のデータベースを作成しました。
なお、SQLではデータベースやテーブル名などは小文字で作成するのが基本です。
前章で、データベースを作成するSQL文を紹介しましたが、この章では、実際のRDBMS、[MySQL]や[PostgreSQL]でCREATE DATABASE文を実行した場合の画像を掲載します。
今回は、RDBMS上にデータベースを作成するSQL文[CREATE DATABASE]について記事にしました。
データベースを作成したあとは、いよいよ各種テーブルを作成して、データベースの構築・管理が始まります。今回、紹介したように、データベースの作成は特に難しいことはないのですが、テーブルにはデータ型やスキーマ、主キーの設定など、本格的なデータベースの概念が必要になってきます。
次回以降の記事で説明します。