沖縄のオフシーズンはいつ?訪れる人が少ない時期を月別に比較

沖縄を訪れる人が少ない時期を選ぶなら、まず1月が候補です。沖縄県が公表した2023〜2025年の入域観光客数を1日当たりにそろえると、1月が3年とも最も少なくなりました。

沖縄のオフシーズンや閑散期を知りたいとき、比較の手がかりになるのが月別の入域観光客数です。この記事では「県全体への来訪量が少ない時期」をオフシーズンの目安として、月別データから旅行時期の候補を考えます。

目次

沖縄のオフシーズンはいつ?訪れる人が少ない月を確認

月ごとの入域観光客数を比べるときは、日数の違いをそろえると傾向が見えやすくなります。28日や29日の2月と31日の月を、そのままの人数で比べると、短い月ほど少なく見えるためです。

そこで月の入域観光客数をその月の日数で割り、各年の1日平均を100とする指数にしました。100を下回る月は、その年の平均より1日当たりの来訪量が少ない月です。年ごとの観光客数の水準が違っていても、年間の中での位置を比べられます。

沖縄県の「入域観光客数」には、観光旅行のほか、出張や帰省などで訪れる人も含まれます。本記事では、この統計から沖縄を訪れる人が少ない時期を比較します。

統計の定義・算出方法:沖縄県「令和6年版 観光要覧」9ページ。上記は定義と算出方法に基づく説明です。

1月は3年とも、その年で最も少ない水準

1日当たり入域観光客数の月別指数/各年の1日平均=100

2023年2024年2025年
1日当たり入域観光客数の月別指数、2023〜2025年各年の1日平均を100とした独自計算。1月は76.1、76.8、85.8で3年とも最小。全12か月を表示。詳細値は直下の表で確認できます。7080901001101201301月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
出典:沖縄県「入域観光客統計概況」2025年Excel「月別入域観光客数の推移」。2023〜2025年の公表人数から当サイトが計算。対象は国内客・外国客を合わせた沖縄県計。

1月の指数は2023年が76.1、2024年が76.8、2025年が85.8。その年の1日平均より、およそ14〜24%少ない水準でした。年によって差の大きさは変わりますが、今回の3年間では共通して1月が最も低くなっています。

月別の指数をすべて見る
各年の1日平均=100(当サイト計算)
月2023年2024年2025年
1月76.176.885.8
2月94.693.994.7
3月109.5103.299.9
4月99.094.999.8
5月92.286.792.2
6月98.094.494.9
7月111.3111.8103.7
8月104.2122.6117.7
9月104.9104.8107.3
10月112.7108.3107.9
11月101.7102.4101.2
12月95.399.794.4

春・初夏・秋はどう違う?月別の傾向を読む

1月以外では、2月・4月・5月・6月・12月も3年とも100を下回りました。ただし、同じ「平均以下」でも差があります。5月は86.7〜92.2と低めなのに対し、4月は94.9〜99.8で、年によっては平均に近い水準です。

春の中でも3月は、2023年が109.5、2024年が103.2、2025年が99.9。春をひとまとめにするより、具体的な月を見たほうが選びやすくなります。

一方、夏休み後の秋も来訪量は多めです。10月は112.7、108.3、107.9と、3年とも年間の1日平均を上回りました。9月と11月も3年とも100を超えています。「夏が終われば空いている」と考えるより、秋にも一定の来訪があることを踏まえて日程を検討するとよさそうです。

数値:同上の沖縄県公表人数を基に当サイトが計算。指数の範囲は2023〜2025年の最小値〜最大値。

来訪量が少ない時期を旅行日程に生かすには

旅行日程を動かせるなら、まず1月を候補にし、旅行の目的に合うかを考える。そのうえで、5月・6月など、ほかの平均を下回る月も比べる。こうした順番なら、漠然と「閑散期」を探すより選択肢を絞れます。

月が決まったら、祝日・連休やイベントの日程、訪れたい施設の営業日、宿泊先の空き状況を確認しましょう。月全体の来訪量が少なくても、人が集まる日や場所はあります。気候や過ごし方の希望と合わせて、最後は具体的な日付で判断するのが実用的です。

この記事のデータは、旅行時期を選ぶ最初の手がかりです。航空券や宿泊料金は、希望日の予約画面で確認してください。観光客の推移を継続して見たい方は、定点観測ページもご利用いただけます。

この記事の分析について

出典・対象:沖縄県「入域観光客統計概況」の公表ページおよび2025年Excel「月別入域観光客数の推移」。2023〜2025年の暦年各12か月、国内客・外国客を合わせた沖縄県計の公表値36件を使いました。年の途中である2026年は今回の比較に含めていません。

計算方法:月別指数=(月の入域観光客数÷その月の日数)÷(年の入域観光客数÷その年の日数)×100。2024年は366日、ほかの2年は365日として計算し、表示時に小数第1位へ丸めました。人数は公表値、指数と本文中の比較は当サイトによる計算です。欠測の補完は行っていません。

読み取れる範囲:沖縄県「令和6年版 観光要覧」9ページの定義・算出方法に基づき、観光旅行に限らず出張や帰省なども含む来訪として扱っています。入域観光客数は沖縄への来訪量を示す統計です。県内に滞在している人数、個々の観光地の混雑、待ち時間とは測る対象が異なります。県全体の月別傾向としてご利用ください。

比較上の留意点:各年の平均を100にそろえていますが、季節調整はしていません。2023年のような観光回復過程を含め、年の途中で起きた変化は指数にも残ります。3年間の実績を比較したもので、今後の混雑や旅行料金を予測するものではありません。

対象期間・更新方針:2023年1月〜2025年12月。新しい暦年の公表値や過去値の改訂を確認した際に、同じ算式で再計算し更新します。

この記事を書いた人

沖縄の公的データをもとに、人口や観光、暮らしの変化を分析しています。グラフと解説で、地域の姿をわかりやすく伝えます。

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